少女たちのお話も同じように好きです。ただ、少年のものと比べると読んでる数はずっと少ないです。なぜかと言うと未知の世界の方がおもしろいからです。私はかつて、少年だったことはありませんから。 「めぐみ」キョウコ・モリ 「これは王国のかぎ」荻原規子 「想い出させてあげよう」堀田あけみ 「毎日が夏休み」大島弓子 「想い出させてあげよう」は「少年たち」のところにおいている「思い出にならない」と同じメンバーのその後が安寿子の視点で書かれています。安寿子はかっこいい女の子です。かっこ良くない自分は絶対に許せないのです。そしてかっこいい自分を死守するために「おいおい、そこまで無理するか」ってくらい健気に背筋を伸ばして生きています。本当にかっこいい子です。 コミック 「風の谷のナウシカ」宮崎駿 そしてナウシカもかっこいい少女です。宮崎作品はどの作品もたいてい、少年より少女の方がかっこよく描かれていますね。つよくて優しい(一昔前の理想の男の子ではないか)女の子です。 アニメも大好きですがコミックはさらに奥が深く長い作品です。 2005.2.3
「櫻の園」 吉田秋生 この人男性だと最近まで思ってました。「あきお」だと思ってた。「あきみ」さんです。 そしてまた、同名の映画の原作が吉田秋生だと知ったのはさらに最近で、だから手に取ったんすが。女性じゃないと書けないでしょうね。百本の櫻に覆われる女子高で、毎年「櫻の園」を上演することが伝統となっている演劇部の女の子たちの何人かを、 1話ずつ主人公にして、その子の心の中と周りから見たその子が交代で描かれています。 かなり深いところまで見せているのにさらっと乾いているところが好きです。 吉田秋生の作品をいっぱい買いためているのに、実はまだ読んだのはこれが2作目です。「ラヴァーズ・キス」もとてもよかったです。 2005.8.18
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