BLって


BLというのは(もちろん知ってるという方も多いでしょうが)boys love の略、つまり男の子同士の(おとなの場合もありますが)恋愛小説です。ここ数年膨大な数の作品が出版されています。なので、良いもの....という言い方は僭越ですが...を選ぶのは難しいです。SEX描写が目的のような作品もあります。でも素晴らしい作品に出会えば感動します。少なくとも私には男同士でも女同士でも男女の恋愛小説と同じです。SEX描写についても必然性があって描かれているなら ノープロブレムです。

「白昼堂々」「碧空」「彼等」(連作です) 長野まゆみ

コミック
「海老原さん家は今日も大変」 東宮千子
「プラトニック」
東宮千子

長野まゆみの作品はBLに分類されていませんし、本屋の棚も違いますが、極上のBL小説だと私は思っています。長野まゆみの少年は少年に恋をしています。それはとても自然な感情でありながら、彼等の心の中に微妙な後ろめたさとか(世のなかに対する後ろめたさではありません。相手を傷つけてしまうかもしれないことへの後ろめたさです)相手への引け目のようなものがあるせいで、よけいにその恋が純粋なものに思えて愛おしいです。
そして、東宮千子という漫画家の作品が好きです。好きな相手(男)を女性のようにではなく男として愛し、宝物のように大切に思っているのがすてきなんです。
2005.2.3


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