ペテロの足を洗うキリスト 
フォード・マドックス・ブラウン 
Ford Madox Brown(1821-1893)テート・ギャラリー

キリスト教絵画を見る時にまず注目するのがガブリエル、ラファエル.........その他の天使たち、
それから聖母マリアそして聖人たち、そのあとがキリスト。この作品を見るまではそうでした。
キリストはあまりに立派すぎて、そしてなぜか老人(でなければ初老)のイメージがあったんですね。
磔刑の図の痩せて髭をたくわえた姿のせいでしょうね。
でも、考えたら処刑のときにまだ30代はじめなんですね。そしてキリストも人の子なんです。
人としてのいろいろな感情があったと思うし、十字架の上で母を呼んだんじゃないかと思ったり。
復活云々は宗教の範疇として、処刑されるときまでは間違いなくひとりの天才青年だった思います。

この作品を見て唐突に気づいたんです。

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